企業シェアの高いグループウェア5選!選ぶ際のポイントとは?

  • 2019年10月7日
  • 2020年8月16日
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企業の生産性向上や働き方改革など、さまざまなメリットをもたらしてくれるグループウェア。

しかし、多種多様なグループウェアが存在し、「結局どのグループウェアが1番いいの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、シェア率上位のグループウェアを中心に、その特徴や昨今のグループウェア市場について説明していきます。

今回の記事でご紹介するグループウェアは、企業のシェア率が高くどれも使いやすいものばかり。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

グループウェアとは

グループウェアとは、クラウド機能を用いて業務効率化を促進するツールのこと。日々の仕事を自動化・効率化することができるような様々な機能が揃えられており、膨大な数のグループウェアがリリースされています。

具体的な機能として、以下のようなものが挙げられます。

  • ファイル共有
  • 社内SNS
  • カレンダー
  • メモ
  • 音声通話
  • ビデオ通話
  • ToDoリスト

グループウェアの導入率

現在、多くの企業で導入されているグループウェア。その導入率は一体どれほどなのでしょうか。

リクルートが運営している「キーマンズネット」が2018年に行なった調査では、86.9%もの企業でグループウェアが導入していることが判明しました。(有効回答数300)

さらに、企業の規模ごとに見てみると、以下のような結果になることが明らかになっています。

企業規模グループウェア導入率
大企業(従業員1000名以上)
90.3%
中堅企業(従業員101名〜999名)88.6%
中小企業(従業員100名以下)77.2%

グループウェア導入時の注意点

導入時の負担を考慮する

新しいツールを導入する際には、使い方の記憶やデータの移し替えなど、社員に様々な負担が発生します。

この負担が大きすぎるとせっかく導入したグループウェアの利用が定着しない可能性があります。しっかりと事前にヒアリングやアンケートを通してユーザーがストレスなく使い始めることができるようなグループウェアを選ぶように心がけましょう。

既存ツールとの親和性を考慮する

注意すべき点の2つ目として、すでに社内で利用しているツールとの相性を考慮することが挙げられます。

既存のシステムとの相性が悪いグループウェアを導入してしまうと、改善可能な業務効率の幅が狭まってしまうばかりか、逆に低下してしまうケースも少なくありません。

事前に既存ツールとの相性を考慮し、業務効率を最大化できるようなグループウェアを選ぶようにしましょう。

必要な機能を揃えているか確認する

様々な企業から多種多様なグループウェアがリリースされている現在、自社に必要な機能をしっかりと見極め、適切なグループウェアを導入することが重要になってきています。

社内ですでに把握されている「必要な機能」の他にも、把握されていないニーズが存在するケースも多々あります。

グループウェア導入時には、業務効率を改善するために重要な機能をしっかりと把握した上で選ぶようにしましょう。

セキュリティに注意して選ぶ

最後に、セキュリティに注意して選ぶことも重要です。

社外秘や個人情報をネット上に保存する以上、データ漏えいや改ざんが絶対起こらないように注意しなければなりません。そのために、グループウェアのセキュリティ安全性にこだわることはマスト。

導入をする際には、セキュリティについてしっかりと比較・検討し、信頼できる企業のものを選ぶようにしましょう。

今回ご紹介するグループウェアは、シェア率の高いものだけをまとめているため全てセキュリティも高い水準に保たれています。導入を検討している方は、ぜひ最初に以下のグループウェアを比較してみてはいかがでしょうか。

シェア率の高い人気グループウェアをご紹介!

G Suite

https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/

特徴

G SuiteはGoogleが提供するグループウェアです。

クラウドを利用しており、ネット上にデータが保存されているため、いつでもどこでも、どの端末からでも同じデータにアクセスすることができるようになります。

さらに、リアルタイムで共同作業をすることも可能。ワープロソフトであるGoogleドキュメントや表計算ソフトであるGoogleスプレッドシートなど、手を加えた箇所がリアルタイムで保存されるため、離れた場所にいる相手とも仕事をすることが可能です。

セキュリティの安全性が高いのもG Suiteのメリットの1つ。

非常に堅牢なセキュリティに守られたデータセンタでデータを保存している他、二段階認証や遠隔操作で端末にロックをかけることも可能。ハード・ソフトの両方の面からセキュリティを高めることができます。

上で述べた紹介したスプレッドシートやドキュメントは、G Suiteを導入することなく無料でも利用可能。このようなGoogleが提供しているツールのユーザーに人気で、シェア率も高くなっています。

料金

プラン料金
Basicエディション¥680/月
Buisinessエディション¥1,360/月
Enterpriseエディション
¥3,000/月

Office365

https://www.office.com/?omkt=ja-jp

特徴

office365は、Microsoftが提供するグループウェアです。

グループウェアとしての機能を満遍なく高水準に揃えており、「とりあえず使いやすいグループウェアを導入したい」という企業におすすめ。その他にも。オリジナルサイトを簡単に作成できるアプリや分析ツールなど、他では見られないツールも備えられているのが特徴。

WordやExcelなど、多くの人が使い慣れているため導入時に新たに使い方を1から学ぶ必要がないのもOffice365のメリットの1つと言えるでしょう。すでにこのようなMicrosoftが提供しているツールのユーザーのシェア率が高いグループウェアです。

料金

プラン料金
Office365 solo¥12,784/年
Business Essentialsプラン¥540/月
Businessプラン¥900/月
Business Premiumプラン¥1,360/月

サイボウズGaroon

https://garoon.cybozu.co.jp/

特徴

サイボウズGaroonは、サイボウズ株式会社が提供する中堅・大規模組織向けのグループウェアです。

その最大の特徴は連携性。サイボウズが提供している他のサービスはもちろんのこと、APIによって20種類を優に超える外部サービスと連携することができます。

さらにこのあとご紹介するサイボウズOfficeと同様のアプリ作成機能も付属。カスタマイズ性能も高いため、とても汎用性の高いグループウェアと言えるでしょう。

実際に多くの大規模企業で導入されており、圧倒的なシェアを誇っています。

料金

ユーザー数月額料金年額料金
〜300ユーザー¥845/1ユーザー¥9,935/1ユーザー
301〜1,000ユーザー¥800/1ユーザー¥9,405/1ユーザー
1,001〜3,000ユーザー個別問い合わせ個別問い合わせ
3,001ユーザー〜個別問い合わせ個別問い合わせ

desknet’s NEO

https://www.desknets.com/

特徴

desknet’s NEOは、株式会社ネオジャパンが提供するグループウェアです。

1番の特徴はその操作性。全23種のツールの利用画面を統一し、ユーザーのストレスを最小限に抑えることに成功しています。

機能面もしっかりと充実しているの嬉しいポイント。スケジューラーやToDo管理、タイムカード機能などの一般的な機能にプラスして、購買予約や社員の安否確認などdesknet’s NEO独自の機能も多く揃えられています。

料金

クラウド型
プラン料金
標準プラン¥400/月
小規模パッケージ型(300ユーザーまで)
ユーザー数初期費費用2年目以降/年
5¥39,800¥10,000
10¥64,300¥10,000
20¥98,000¥78,000
30¥137,000¥110,000
50¥198,000¥158,000
100¥378,000¥302,000
150¥548,000¥438,000
200¥698,000¥558,000
250¥848,000¥678,000
300¥998,000¥798,000
大規模パッケージ型(300ユーザー以上)
ユーザー数料金
100人¥410,000
200人¥910,000
300人¥1,320,000
400人¥1,730,000
500人¥2,140,000
600人¥2,550,000
700人¥2,960,000
800人¥3,370,000
900人¥3,780,000
1,000人¥4,000,000
1,500人¥4,500,000
2,000人¥5,000,000
3,000人¥6,000,000
5,000人¥7,500,000
7,000人¥9,000,000
10,000人¥10,0500,000
無制限¥13,000,000

サイボウズOffice

https://products.cybozu.co.jp/office/

特徴

サイボウズOfficeは、株式会社サイボウズが提供するグループウェアです。

現在、約60,000社で利用されているように、多くの企業から根強い人気を集めるサイボウズOffice。その人気の秘密はコストパフォーマンスの高さにあります。

他のグループウェアと比較して、トップクラスの機能性と使いやすさを誇っているにも関わらず、クラウド型であれば1ユーザーあたり500円から利用可能。「コストパフォーマンスを重視してグループウェアを選びたい」という企業のシェア率が高いグループウェアです。

さらに、クラウド型とオンプレミス型の2種類から利用方法を選択することも可能。それぞれの企業に適した導入方法でより効果的に業務効率化を測ることができます。

料金

クラウド型
プラン料金
スタンダードコース¥500/月
プレミアムコース¥800/月
パッケージ型
ユーザー数スタンダードコースプレミアムコース
10人¥63,800¥82,800
20人¥97,800¥128,000
50人¥189,000¥248,000
100人¥378,000¥498,000
150人¥538,000¥680,000
200人¥684,000¥880,000
250人¥840,000¥1,080,000
無制限¥1,380,000¥1,680,000

Kintone

https://kintone.cybozu.co.jp/

特徴

Kintoneは、サイボウズOfficeとサイボウズGaroon同様、サイボウズ株式会社が提供するグループウェアです。

サイボウズOfficeとの1番の違いは、そのカスタマイズ性能にあります。勤怠管理やスケジュール管理、ToDo機能など、それぞれの企業が必要とする機能を、アプリとして簡単に開発することができます。

もちろん一般的なグループウェアとしての機能も充実しているため、そのままでの利用することが可能。「しっかりとカスタマイズして、ぴったり合ったグループウェアを利用したい」という企業は、Kintoneを利用することをおすすめします。

料金
プラン月額料金
ライト¥780/月
スタンダード¥1,500/月

まとめ

今回は、シェア率の高いグループウェアを中心に、その特徴やメリット、現在の市場動向についてお話ししました。多くの種類のグループウェアが溢れかえっている昨今、一定以上のシェアを得ているグループウェアを把握しておくのはとても重要なこと。

今回の記事を参考に、ぜひそれぞれの企業に適したグループウェアを見つけてみてはいかがでしょうか。

また、QQLNEでは、今回ご紹介したような業務効率化ツールに関するセミナーや、G Suiteの導入支援を行なっています。

ご利用を検討されている方は、ぜひ下記ページからご連絡ください。

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