【初心者向け解説】ファイル共有とは?おすすめ16選をご紹介!

効率的に業務を進める上で必要不可欠な機能であるファイル共有。

現在、ファイル共有のための多くのサービスが存在し、その方法も多岐に渡るのをご存じでしょうか。今回はそのような様々なサービスの中から、クラウドストレージを用いたファイル共有サービスに絞って、メリット・デメリットとおすすめのもの16選をご紹介していきます。

これを見れば、きっとそれぞれの方にピッタリのサービスが見つかるはず!さっそく見ていきましょう。

目次

ファイル共有サービスとは

ファイル共有サービスとは読んで字のごとく、ユーザー間でファイルを共有する際に使用するサービスのことです。

現在最もポピュラーなファイル共有方法は、クラウドストレージ上にファイルをアップロードして共有する方法。インターネット環境さえあれば利用できるため、初期費用が抑えることもできます。

ファイル共有サービスのメリット

それでは、このようなファイル共有サービスを利用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

どこからでもファイルにアクセス可能

クラウドストレージを用いてファイル共有を行う場合、インターネット上にデータを保存するため、いつでもどこでもファイルにアクセスできるようになります。

これによって、リモートワークができるようになったり、離れた場所にいる相手とも簡単に情報を共有することができるようになります。

また、PCだけでなく様々な端末からファイルにアクセスできるようになるのも嬉しいポイントです。

業務効率化が図れる

ファイル共有サービスのメリットとして、クラウドストレージを用いることによって、様々な業務を効率化することが可能な点も挙げられます。

サービスによってはファイル共有に付随し、様々な機能を揃えているものも存在します。何を導入するか迷った場合は、そのような機能を比較してみるのも良いかもしれません。

従量課金制でコストは使った分だけ

クラウドを用いたファイル共有サービスの特徴として、従量課金制度で支払いを行うものが主流であることが挙げられます。

使った分だけの料金を支払えば良いため、費用を最低限に抑えることができます。

情報共有が容易に

データをクラウドストレージ上に保存するため、アクセス性が向上し今までよりも容易に情報共有を行うことができるようになります。

これによって離れた場所にいる相手とも簡単に共同作業を行うことが可能。ファイル共有サービスを利用すればこういった側面からも業務効率化を図ることができるでしょう。

導入時に手間がかからない

クラウドを利用したファイル共有サービスの特徴として、導入時に手間やコストがかからないことも挙げられます。

基本的に、クラウドの導入は特別な設備や備品などを必要としません。とても手軽に利用開始できるため、「とりあえず使ってみる」ということができるのも嬉しい点なのではないでしょうか。

ファイル共有サービスのデメリット

上で挙げたようなメリットに対して、ファイル共有サービスにはデメリットが存在するのも事実。具体的に以下のようなものが挙げられます。

カスタマイズ性能が低い

ファイル共有サービスは、基本的にはカスタマイズ性能が低いものが多いです。そこで、使い勝手や求めている機能など、どれだけ理想とマッチしているかを検討し、導入するようにしましょう。

セキュリティ面の不安

企業の情報をインターネット上に保存することに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

ファイル共有サービスに関して、基本的にはセキュリティの強化に力を入れている企業もほとんどで、安全性に問題のないサービスがほとんどです。しかしその一方で、不安が残るものが存在するのも事実。

ファイル共有サービスを利用する際は、どのような方法でセキュリティ対策をしているのか、提供している企業が本当に信頼できるのかをしっかりと下調べすることをおすすめします。

無料で使えるファイル共有サービス13選

【無料ファイル共有サービス①】Dropbox

https://www.dropbox.com/ja/

Dropboxは、個人・法人問わず多くのユーザーが存在するファイル共有サービスです。

・PCだけでなく、スマートフォンなどのモバイル端末からでもファイルにアクセスすることが可能。

・dropboxのアカウントを持っていない相手にもファイルを送信することができる。

など、使い勝手の良い機能が揃っています。

無料プランではストレージ容量のが2GBになっており、有料プランへアップグレードするほか、友達をDropboxへ招待することでも16GB上限をあげることができます。

無料でもしっかりと役立ってくれるファイル共有サービスの1つです。

【無料ファイル共有サービス②】Google Drive

https://www.google.com/intl/ja_ALL/drive/

Google Driveは、Googleによって提供されているファイル共有サービスです。

こちらは無料でも15GBまでオンラインストレージを利用することができます。もちろんファイル共有サービスとしての基本的な機能は全て備えられており、コストパフォーマンスの高いサービスといえるでしょう。

【無料ファイル共有サービス③】OneDrive

https://onedrive.live.com/about/ja-jp/

OneDriveはマイクロソフトによって提供されているファイル共有サービスです。

マイクロソフト社が開発しているだけあってWindowsとの互換性が高く設計されています。普段のエクスプローラーと同様の使用感で使え、特別な操作を必要としません。

オフライン状態でOneDriveフォルダのファイルを編集した場合でも、オンラインに復帰したタイミングで自動的に更新されます。

もちろんMacでも使用することは可能ですが、様々な不具合が発生する場合も報告されているため、Macを利用されている方は、他のファイル共有サービスを利用することをおすすめします。

【無料ファイル共有サービス④】Box

https://www.box.com/ja-jp/home

boxは、世界で最も多くの企業で使用されているファイル共有サービスです。

基本的には法人向けのサービスですが、individualプラン(個人向け)では無料で10GBまでのオンラインストレージを利用可能。

セキュリティも意識して開発されているため、安全性を重視したい方にもおすすめできるファイル共有サービスです。

【無料ファイル共有サービス⑤】4shared.com

https://www.4shared.com/

4shared.comは、無料で15GBのオンラインストレージを利用できる、海外のファイル共有サービスです。

様々な形式のファイルをアップロードすることができ、使い勝手も良いためおすすめのサービスです。

【無料ファイル共有サービス⑥】MediaFire

https://www.mediafire.com/

MediaFireは、Dropboxと同等の知名度を誇るファイル共有サービスです。

無料プランでは、ストレージを10GBまで利用することができます。さらに、誰かに紹介することで、最大で50GBまで容量を増やすことも可能です。

こちらも、無料でもしっかりと利用することのできるファイル共有サービスです。

【無料ファイル共有サービス⑦】FileDEN

http://fileden.com/

FileDENは、無料で1GBのストレージを利用できるファイル共有サービスです。

1度に送信できるファイルは100MBまで、転送量が月5GBまでと少し制限が多いものの、使用感は問題なし。容量の大きいファイルを使わない方であれば快適に利用できるでしょう。

【無料ファイル共有サービス⑧】sendspace

https://www.sendspace.com/

sendspaceは、sendspace.comによって提供されているファイル共有サービスです。

最大で300MBのファイルをアップロードすることができます。アンドロイド専用ですが、モバイル用のアプリも用意されており、スマートフォンからも快適に使用することができるファイル共有サービスです。

【無料ファイル共有サービス⑨】GigaFile

https://www.sendspace.com/

GigaFileは、株式会社ギガファイルによって運営されているファイル共有サービスです。

利用できる容量は無制限で、アップロード後最大30日間保存されます。送信できるファイル容量も100GBまでなので、大容量ファイルでも安心して送信することができます。

【無料ファイル共有サービス⑩】Megaupload

https://megaupload.nz/jp

Megauploadは、最大20GBのファイルまで取り扱えるファイル共有サービスです。

ファイルをサイトにアップロードすることでURLを取得し、そのURLによって共有可能なシステム。余分な機能はなく、シンプルで使いやすいファイル共有サービスサービスです。

有料ファイル共有サービス6選

【有料ファイル共有サービス①】GigaCC

https://www.gigaccsecure.jp/

特徴

GigaCCは、日本ワムネット株式会社によって提供されているファイル共有サービスです。

幅広い業種・業界の企業で利用されており、業務効率化を実現する豊富な機能が揃えられています。

すでに社内で利用されているシステムと連携することで、業務フローの効率化・自動化を推進したり、請求書やDMの発送作業を自動化することも可能です。

「とりあえず使いやすいファイル共有サービスを利用したい」という企業におすすめです。

料金

初期費用:¥50,000

月額費用:

StandardプランAdvancedプランPremiumプラン
1GB/10ID¥12,000¥37,000¥54,000
100GB/100ID¥131,000¥156,000¥173,000
1TB/1000ID¥280,000¥305,000¥322,000

【有料ファイル共有サービス②】Fileforce

https://www.fileforce.jp/ h

特徴

Fileforceは、ファイルフォース株式会社によって提供されているファイル共有サービスです。

1番の特徴は高水準に保たれたセキュリティ。通信経路、保管データのすべてを強力に暗号化し、データの喪失や漏えいといったリスクを徹底的に排除しています。

さらに、柔軟な権限カスタマイズが可能で、フォルダ単位での設定をすることもできます。

セキュリティ性能に特化したファイル共有サービスをお探しの企業におすすめです。

料金

個別お見積もり

【有料ファイル共有サービス③】ownCloud


https://owncloud.org/
https://owncloud.org/

特徴

ownCloudは、株式会社スタイルズによって提供されているファイル共有ソフトです。

既に利用している社内システムとの連携が可能で、様々な使い方ができるのがポイント。クラウド・オンプレミス型の2つから選ぶことができるため、セキュリティ要件に合わせた選び方が可能なファイル共有サービスです。

料金

ownCloudではプラットフォームごとに料金設定がされています。

仮想化サーバ―専用サーバー
初期費用¥10,800¥16,200
月額料金¥5,400¥16,200

【有料ファイル共有サービス④】クラウドファイルサーバ type2


https://www.gate02.ne.jp/service_cloud/file/
https://www.gate02.ne.jp/service_cloud/file/

特徴

クラウドファイルサーバ type2は、株式会社USEN ICT Solutionsによって提供されているファイル共有ソフトです。

AWS環境上にファイルサーバを構築しており、企業ですでに利用しているのサーバと同様の操作性を実現しています。24時間365日監視しており、継続的なシステム利用を可能にしています。

料金

初期費用:¥30,000

月額費用:

スタンダードゴールドプラチナ
100GB¥29,800 ¥42,700 ¥51,700
500GB¥47,800 ¥61,400 ¥70,400
1TB ¥72,700 ¥85,600 ¥94,600
2TB ¥128,200 ¥141,100 ¥150,100
14TB ¥239,200 ¥252,100 ¥261,100
6TB ¥350,200 ¥363,100 ¥372,100
8TB ¥461,200 ¥474,100 ¥483,100
10TB ¥572,200 ¥585,100 ¥594,100

※通信方式がSSL-VPNの場合月額費用が+¥30,000掛かるほか、IPSPECの場合初期費用、月額費用共に個別お見積もりになります。

【有料ファイル共有サービス⑤】セキュアSAMBA

https://securesamba.com/

特徴

セキュアSAMBAは、スターティアレイズ株式会社によって提供されているファイル共有ソフトです。

4つの基本プランの他に、細かい料金設定が可能なカスタマイズプランが用意されているのが特徴。それぞれの企業に最適な形で導入することができます。

また、既存の社内サーバと同じ使い勝手を実現しており、その使いやすさも抜群。こちらも様々な企業から人気のあるファイル共有サービスです。

料金

セキュアSAMBAは、4つの基本プランの他に、細かい料金設定が可能なカスタマイズプランも用意されています

基本プラン

基本利用料:

SMB-S20SMB-S100SMB-S500SMB-S1000
初期費用¥10,000 ¥10,000 ¥30,000 ¥50,000
月額 ¥5,000 ¥15,000 ¥35,000 ¥55,000

追加オプション:

初期費用月額費用
ユーザー発行数追加
(10ユーザー単位)
¥10,000 ¥3,000
VPN同時接続数追加
(5ユーザー単位)
¥10,000 ¥3,000
1世代バックアップ
(100GB単位)
¥10,000 ¥3,000
カスタマイズプラン

基本料金:個別お見積もり

追加オプション:

初期費用月額費用
ユーザー発行数追加
(10ユーザー単位)
¥10,000 ¥3,000
VPN同時接続数追加
(5ユーザー単位)
¥10,000 ¥3,000
1世代バックアップ
(100GB単位)
¥10,000 ¥2,000
ローカル連携¥70,000 ¥8,900
ディスク容量追加
(100GBあたり)
¥10,000 ¥5,000
サーバスペックアップ 別途ご相談
別途ご相談

【有料ファイル共有サービス⑥】SPACE PORTER


https://www.spaceporter.jp/
https://www.spaceporter.jp/

特徴

SPACE PORTERは、三菱スペース・ソフトウェア株式会社によって提供されているファイル共有ソフトです。

ライトプラン、標準プラン、大容量プランんの3つが存在し、それぞれ保管できるファイルサイズが4GB、20GB、200GBと異なります。

もちろん、ウイルスチェックや暗号化なども自動で行ってくれるため、セキュリティ機能もばっちり。汎用性の高いファイル共有サービスです。

料金

ライトプラン標準プラン大容量プラン
月額料金¥20,000~¥50,000~¥110,000~

まとめ

今回は、ファイル共有サービスについてそのメリットとデメリット、おすすめのものをご紹介しました。

PC内の容量を節約できるだけでなく、リモートワークや業務の効率化にも役立つサービスをぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

業務効率化が求められている昨今、このようなサービスを取り入れて社内改善に取り組むことが必要不可欠になってきています。今回の記事を参考に、ぜひファイル共有サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

QQLNEでは今回ご紹介したものをはじめとするグループウェアについてのセミナーや、G Suiteの導入に関するご相談を承っています。

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