今や個人・法人を問わず、多くの人に利用されているクラウドストレージ。
さまざまな企業によって提供されており、「どのクラウドストレージを選べばいいかわからない……」とお悩みの方や、「そもそもクラウドストレージって何?」といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな方々に向けて、その概念から、個人で利用する際におすすめのものまで、ご紹介していきます。
これを読めばきっとあなたにぴったりのクラウドストレージが見つかるはず!さっそく見ていきましょう。
クラウドストレージとは
クラウドストレージとは、クラウド上にデータを保存することができるサービスのことを指します。
様今や多くの企業が導入しており、業務を進めるうえで必要不可欠になってきている存在です。
クラウドストレージをおすすめする理由
そんなクラウドストレージですが、利用することによってさまざまなメリットが発生します。
【おすすめポイント①】どこからでもデータにアクセスできる
クラウド上にデータを保存するため、いつでもどこでも、そのデータにアクセスすることができます。
また、クラウドストレージによってはスマートフォンなど用にアプリも提供されており、端末を選ばず利用できるのも嬉しいポイントです。
【おすすめポイント②】ファイル共有が容易に
クラウドストレージを用いれば、グループで作業をする際などに、ファイルを簡単に共有することができます。
もちろん離れたところにいる相手にも共有できるため、近くにいなくても一緒に業務を進めることができます。クラウドストレージは個人での利用に役立つのはもちろんですが、 チームなどグループで利用する際にもその力を発揮してくれます。
【おすすめポイント③】共同作業がしやすくなる
上でも少し触れましたが、クラウドストレージを使えば、共同作業をより円滑に進めることができるようになります。
クラウドの種類によっては、誰でもファイルに手を加えることができたり、リアルタイムで同時に編集できるものもあるため、離れた場所にいる相手とも作業が可能です。
【おすすめポイント④】導入時に費用・手間がかからない
クラウドストレージの場合は面倒な手間をかけることなく、すべてPC内で導入を完結させることができることもメリットとして挙げられます。
また、様々なプランから自分にぴったりのものを選ぶことができ、無料でも始めることができるため、初期費用を安く抑えられるのも嬉しいポイントです。
クラウドストレージを利用する時の注意点とは
ここまでで見てきたように、クラウドストレージはとても便利なサービスです。誰でも簡単に、普段の業務を効率化することができます。
しかしその一方で、利用時に注意するべき点が数点存在します。
セキュリティのリスクに注意する
データをインターネット上に保存するという特性上、どうしてもセキュリティに関するリスクは増加してしまいます。
とはいえクラウドストレージを提供する各社、セキュリティの向上に力を入れているため、基本的には安全であるといっても良いでしょう。
しかし、セキュリティに未だにぜい弱性が残っているクラウドストレージが存在しているのも事実。導入時は、安全性をしっかりと考慮することをおすすめします。
閲覧・編集権限に注意する
メリットとして、共有・共同作業がしやすくなるということを挙げました。しかし逆に、余計な人物にまで、閲覧・編集権限を与えてしまうという事態に陥ってしまうことも珍しくありません。
そういった様々な権限を、細かく管理できるクラウドストレージも多数提供されているため、データを共有する際は注意して行うようにしましょう。
間違いない!おすすめ個人向けクラウドストレージ6選
【おすすめクラウド①】Dropbox

特徴
ビジネスマンであればその名前を聞いたことのない人はいないであろうDropbox。
サービスの利用開始すぐは2GBまで無料でストレージを利用することができ、友達を招待することで最大16GBまで使用吸うことができるようになります。
モバイル端末向けのアプリもあり、出先からでも簡単にファイルにアクセスできるほか、共同作業機能もあるため、とても便利なクラウドストレージです。
料金
年額料金 | 月額料金 | 対象ユーザー | |
Basic | ¥0/年 | ¥0/月 | 個人向け |
Plus | ¥14,400/年 | ¥1,500/月 | 個人向け |
Professional | ¥24,000/年 | ¥2,400/月 | 個人向け |
Standard | ¥81,000/年 | ¥1,500/月 | 法人向け |
Advanced | ¥129,600/年 | ¥2,400/月 | 法人向け |
Enterprise | 個別お問い合わせ | 個別お問い合わせ | 法人向け |
【おすすめクラウド②】Google Drive

特徴
Google Driveは、Googleによって提供されているクラウドストレージです。
無料プランでは15GBまで利用することが可能。もちろんGoogleドキュメントなどの、Googleが提供しているほかのサービスとの連携もスムーズに行えます。さらにドキュメントはどれだけ保存しても容量にカウントされないため、このようなツールを日常的に使用する方には最もおすすめクラウドストレージです。
セキュリティも、Googleがもつ信頼できるデータセンタで守られているため安心。何を使用するかお悩みの方は、こちらから検討してみてはいかがでしょうか。
料金
Google Driveの有料プランはGoogle Oneと呼ばれており、ストレージ容量ごとに料金が決まっています。
年額料金 | 月額料金 | |
15GB | ¥0/年 | ¥0/月 |
100GB | ¥2,500/年 | ¥250/月 |
200GB | ¥3,800/年 | ¥380/月 |
2TB | ¥13,000/月 | ¥1,300/月 |
10TB | 無し | ¥13,000/月 |
20TB | 無し | ¥26,000/月 |
30TB | 無し | ¥39,000/月 |
【おすすめクラウド③】iCloud Drive

https://www.icloud.com/
特徴
iC
loud Driveは、Appleが提供するクラウドストレージです。
Appleのサービスなだけあって、真価を発揮するのはiphoneやmacと一緒に使用しているとき。簡単にファイルをアップロードできるほか、バックアップを自動的に取ってくれたり、Apple製品の使い勝手を大幅にアップさせてくれる機能が揃っています。
しかしその一方で、アンドロイド端末では閲覧のみの使用に限られていたりと、少し不便に感じてしまうかもしれません。
料金
月額料金 | |
5GB | ¥0 |
50GB | ¥130 |
200GB | ¥400 |
2TB | ¥1,300 |
box

特徴
Boxの特徴は、有料プランではすべて容量無制限で利用することができる点。「とにかく容量を気にせず使いたい!」という方にはおすすめのクラウドストレージです。
権限設定の豊富なバリエーションや、高度なセキュリティなどの機能が充実しており、どちらかといえば法人向けのクラウドストレージです。
個人プランも用意されているため、ぜひ多くの人に一度検討していただきたいクラウドストレージの1つです。
料金
月額料金 | 対象ユーザー | |
無料プラン | ¥0 | 個人向け |
Personal Pro | ¥1,200 | 個人向け |
Starboter | ¥550 | 法人向け |
Business | ¥1,800 | 法人向け |
Business Plus | ¥3,000 | 法人向け |
Enterprise | 個別お問い合わせ | 法人向け |
【おすすめクラウド④】OneDrive

特徴
OneDriveはMicrosoft社が提供するクラウドストレージです。
無料だと5GBまで利用することができ、容量と付随する機能で料金が変わってきます。
WordやExcel、PowerpointなどのOfficeアプリとの相性が抜群で、windowsユーザー、Ofice365ユーザーにおすすめのクラウドストレージです。
個人向けのプランには、無料のOneDrive 基本5GB、OneDrive 100GB、Ofice365 Soloが存在します。それぞれ、容量が5GB、100GB、1TBと異なるほか、利用できるサービスが異なります。
料金
月額料金 | 対象ユーザー | |
OneDrive 基本5GB | ¥0 | 個人向け |
OneDrive 100GB | ¥170 | 個人向け |
Office365 Solo | ¥1,274 | 個人向け |
OneDrive for business Plan 1 | ¥540 | 法人向け |
OneDrive for business Plan 2 | ¥1,090 | 法人向け |
Office 365 Business Premium | ¥1,360 | 法人向け |
Office 365 ProPlus | ¥1,300 | 法人向け |
Office 365 E1 | ¥870 | 法人向け |
Office 365 E2 | ¥2,170 | 法人向け |
Office 365 E5 | ¥3,810 | 法人向け |
【おすすめクラウド⑤】Amazon Drive

特徴
Amazon DriveはAmazonが提供するクラウドストレージです。
あまり耳にしたことのない方もいらっしゃるかもしれませんが、機能性もばっちりで使いやすく、とてもおすすめできるクラウドストレージの1つ。
無料プランでは5GBまで利用することがとができ、有料版では容量ごとに年額料金が設定されています。
さらに、プライム会員は画像ファイルを容量無制限で保存できる特典が付くのも嬉しいポイントです。
料金
容量 | 年額料金 |
5GB | ¥0 |
100GB | ¥2,490 |
1TB | ¥13,800 |
2TB | ¥27,600 |
3TB | ¥41,400 |
4TB | ¥55,200 |
5TB | ¥69,000 |
6TB | ¥82,200 |
7TB | ¥96,600 |
8TB | ¥110,400 |
9TB | ¥124,200 |
10TB | ¥138,000 |
20TB | ¥276,000 |
30TB | ¥414,000 |
【おすすめクラウド⑥】Evernote

https://evernote.com/intl/jp

特徴
Evernoteは、テキストなどのデータを保存できるクラウドストレージです。
基本的な機能はメモアプリとしてのものですが、メモの共有が容易な点、画像にテキストを追加して保存可能な点など、便利な機能が多く揃っており、クラウドストレージとしてもしっかりと役立ってくれます。
料金
プラン | 年額料金 | 月額料金 |
Evernote ベーシック | ¥0 | ¥0 |
Evernote プラス | ¥3,100 | ¥360 |
Evernote プレミアム | ¥5,200 | ¥600 |
まとめ
今回はクラウドストレージに関して、その概念とメリットや注意点、個人が利用する際におすすめのもの6選をご紹介しました。
多くの企業で導入されており、個人利用でもさまざまなメリットがあるクラウドストレージ。PCの容量が足りない方や、場所を気にせず様々な端末でデータにアクセスしたい方まで、ぜひご利用してみてはいかがでしょうか。
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