現在、多くの企業で利用されつつあるテレワーク。コロナウイルスへの感染から身を守れるだけでなく、業務の効率化など様々なメリットが存在しますが、その一方で利用を始めるには様々な費用がかかってしまいます。
そこで今回は、テレワークを導入・利用する際にどのような費用がかかるのか、そしてそのような費用を削減する方法について解説を行なっていきます。
テレワークの導入でかかる初期費用
テレワークを会社に導入する際には、初期費用として様々なコストが発生します。具体的に以下のようなものが挙げられます。
【テレワークの初期費用①】通信機器購入にかかる費用
まず最初に挙げれれるのが、自宅で業務をおこなす際に必要になる通信機器の購入費用です。
個人支給のPCを初めとして、プロバイダなど様々なものが必要になる場合もあります。それぞれの会社や個人によって異なりますが、場合によっては多額の費用が必要になる場合もあるでしょう。
【テレワークの初期費用②】ビジネスツール導入費用
次に、勤怠管理システムやweb会議システムなど、テレワークを行うにあたり新たに必要になる機能を揃えるためにビジネスツールを導入する必要があります。
このようなツールの利用を始める際に、初期費用が必要になる場合があります。
後ほど説明いたしますが、初期費用に加えて毎月、毎年のランニングコストが必要になることもあるため、こちらも多くのコストがかかってしまう場合があります。
【テレワークの初期費用③】デスクや椅子などの環境整備費用
個人によっては、そもそも自宅に作業を行えるだけの環境が整えられていない方もいるでしょう。会社によってはデスクや椅子の購入費を負担しているケースも見受けられます。
こちらも、会社、個人によるところはありますが、初期費用として見積もらなければいけないものでしょう。
テレワークの導入で継続的にかかる費用
テレワーク導入には、前述した初期費用だけでなく継続的にかかるランニングコストも発生します。テレワークを導入する際には、初期費用だけでなくこれからご紹介するような費用も考慮して導入を検討してみてはいかがでしょうか。
【テレワークのランニングコスト①】通信費
まず最初に挙げられるのは、自宅で仕事をする際に発生する通信費です。
この通信費の厄介な点は、仕事での利用とプライベートの利用を区別できない点。手当として社員に四球をする際にもどのようにその費用を算出すれば良いのか判断が難しい点です。
最も一般的な方法は、手当として毎月定額を支給する方法。認識の齟齬が発生しないように、テレワーク導入前にしっかりとその手当の額を決定しておくのが良いでしょう。
【テレワークのランニングコスト②】ビジネスツールの月額使用料
次に初期費用の項目でご説明をしたビジネスツールを利用する際に発生する月額使用料が挙げられます。
【テレワークのランニングコスト③】水道光熱費
最後に、仕事をする場がオフィスから社員の方それぞれの自宅に移ったことで発生する水道光熱費です。
テレワークにかかる費用を削減する方法
ここまでで見てきたように、テレワークを導入し、継続するためには様々な費用が発生してしまいます。
導入することで様々なメリットがあるテレワークですが、できることならなるべくその費用を抑えたいところ。
そこでここからは、テレワークにかかる費用を削減する方法をご紹介していきます。
【費用の削減方法①】交通費を削減する
まず最初に、交通費を削減する方法が挙げられます。
テレワークにすることでオフィスへの出勤回数が少なくなれば、その分かかる」交通費も少なくなります。
リモートワークと出勤の回数の調整や、思い切って完全にリモートワークにすることで、まず最初にこちらの交通費を削減することが可能です。
【費用の削減方法②】オフィスの光熱費を下げる
次にオフィスの光熱費の削減が挙げられます。
こちらも、オフィスへの出勤回数が減ればその分削減できる費用ですが、オフィスの使い方や、社員の出勤回数・人数などを考慮しないと、うまく削減できなくなってしまいます。テレワーク導入時には、オフィスの光熱費を削減できるような仕組みづくりも行うようにしましょう。
【費用の削減方法③】テレワーク助成金を使う
最後に、テレワーク助成金を申請する方法が挙げられます。こちらは政府から下りる補助金であり、一定の条件を満たすことで利用することが可能です。詳しくは以下で説明していきます。
テレワーク助成金とは?
正式名称は「働き方改革推進支援助成金」といい、一定の条件を満たすことで利用が可能になる補助金のこと。この制度を効率的に使うことで、テレワーク導入時に掛かる費用を最低限に抑えることができます。
さらに詳しい情報については、下記ページから確認をすることができます。
まとめ
今回は、テレワークの導入、利用に掛かる費用についてご説明を致しました。
確かに利用するには、多くの手間や費用が掛かるかもしれませんが、うまく利用をすれば、社員の安全を守ることができるだけでなく、業務の効率化や無駄なコストの削減、社員のモチベーションのアップなど様々なメリットがあるテレワーク。ぜひ一度ご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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