クラウドを導入するメリットとは?オンプレミスと徹底比較も

今や、様々な場面で耳にする「クラウド」という言葉。

個人・企業問わず多くの人々利用しているクラウドですが、「クラウドを利用するのにどんなメリットがあるの?」や「そもそもクラウドにデメリットはあるの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、クラウドを利用するメリット・デメリットを詳しくご紹介していきます。この記事を参考に、ぜひクラウドの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

クラウドを利用するメリット

クラウドを利用するメリットとして基本的なものとして、以下のようなものが挙げられます。 さっそく見ていきましょう。

【クラウドのメリット①】いつでもどこでも利用できる

インターネット環境があれば、場所を問わず、いつでもどこでも利用できるようになる点は、クラウドの大きなメリットといえるでしょう。

これによって、職場にいなくとも仕事に取り掛かることができます。働き方改革が促進されている昨今、テレワークに役立つのも嬉しいポイントです。

【クラウドのメリット②】コストは使った分だけ

クラウドサービスの特徴として、従量課金制度をとっているものが多いこともメリットとして挙げられます。

これによって必要以上に経費が掛かることは無くなり、常にコストを最小限に抑えることができます。

【クラウドのメリット③】情報共有が容易に

クラウドを用いてデータをインターネット上に保存することで、データへのアクセスが容易になるため、今までよりも情報共有を簡単に行うことができるようになります。

もちろん、離れたところにいる相手とも簡単に共同作業を吸うことも可能。業務効率化に役立ってくれることでしょう。

【クラウドのメリット④】導入時に手間がかからない

クラウドを新たに導入する際には、基本的には特別な設備や備品などを必要とせず、PC内でセットアップが完結します。

とても手軽に利用開始でき、無駄なコストもかかりません。できるだけ費用を抑えたいという企業にもおすすめです。

クラウドを利用するデメリット

上で挙げたようなメリットに対して、クラウドにはデメリットも存在するのも事実。具体的に、以下のようなものが存在します。

【クラウドのデメリット①】インターネット環境が必須

クラウドのメリットとして、「いつでもどこでも利用できる」ということを挙げましたが、もちろんインターネット環境があることが大前提。

オフラインでは、一転して全くそのメリットを活かすことができなくなってしまいます。

クラウドを利用する際に、インターネット環境が必要不可欠な点はデメリットといえるでしょう。

【クラウドのデメリット②】カスタマイズ性能が低い

クラウドは、オンプレミスと比較して、カスタマイズ性能が劣ることが多いのも特徴です。

自社でサービスなどを構築する際に自由度を優先したい場合は、クラウドでなくオンプレミスを利用した方が良いかもしれません

【クラウドのデメリット③】セキュリティの不安が増える可能性

クラウドに対して、インターネット上にデータを保存するということに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

基本的にはセキュリティ面にも力を入れて開発されているため、安全性に問題のないものがほとんどです。しかしその一方で、安心できないようなものが存在するのも事実。

クラウドを利用する際には、提供している企業が信頼できるのか、どのようなセキュリティ対策を行っているのかということをしっかりと下調べすることをおすすめします。

クラウドを導入する際の注意点

拡張性を確認する

クラウドを導入する際には、導入時の企業の状態だけでなく、先を見据えることが大事です。

今後どれだけ「企業の規模を大きくしていくのか」「事業を拡大していくのか」などを検討し、将来必要になるサービスや機能に利用するクラウドサービスの拡張性が対応できるのかというところまで検討することをおすすめします。

セキュリティの安全性をしっかり確認する

クラウドのデメリットでも述べましたが、セキュリティ面に不安が残るクラウドも少なからず存在しています。

導入する際には確実に、提供している企業自体の信頼性と、クラウドのセキュリティ対策法を確認するようにしましょう。

どれだけの費用がかかるのかを算出する

クラウドは利用料を、月額・年額などで継続的に支払う形態が主流です。

将来、拡張機能などを利用した際にその費用を払えなくなってしまったり、コストパフォーマンスが低下してしまったりする可能性もあるかもしれません。

クラウドの導入時は、費用面も現在から将来のことまでをしっかりと考慮することが必要です。

オンプレミスとクラウドの比較

クラウドオンプレミス
費用
初期費用も安く抑えることができ、従量課金制で際委提言の出費に抑えることができる。

専用機器の購入費など、インフラの整備に費用がかかる。
導入の容易性
導入セットアップは全てPC内で完結

専用機器などが必須な場合が多い。利用開始まで数可決掛かる場合も
カスタマイズ性
Saas、Paas、Iaasによってそのカスタマイズ性は変わってくるが、最も自由度の高いIaasでもオンプレミスには劣る。

自社で構築するため必要な機能をすべてそろえることができる。自由度は最も高い。
拡張性
サーバーのスペックアップや機能の追加などが簡単に可能。

拡張を一時的に行いたい場合でも、か買う徴機能を1から構築しなければならない。
セキュリティ
クローズドな環境で運用できるため安全性は高い。

基本的には安全であるが、脆弱性が残されたものやセキュリティの弱いものも祖納する。導入時にしっかりと見極めて利用する必要あり。
既存システムとの連携性
こちらもSaas、Paas、Iaasによって異なるが、連携負荷のケースも多い。

自由度が高いため、既存システムとの連携も面見tに行える。
オンライン環境×(必須)
クラウドの場合オンライン環境は必須。

オンライン環境がなくても利用可能。
障害対応
復旧作業はベンダーが行ってくれることが多い。サービスによっては24時間365日対応してくれるものも。

全て自社で復旧作業を行わなければならないため、時間がかかってしまう可能性もある。

まとめ

今回は、クラウドのメリット・デメリットについて、オンプレミスと比較してご紹介しました。

それぞれに異なったメリットとデメリットがあり、何を重視したいかによって、どちらを利用するべきかは異なってきます。

どちらを利用するかお悩みの方は今回の記事を参考に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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